パタゴニア最南端 ブログ再開編
3年間放置したブログを再開したいと思います。最終更新は南米からでしたが、恐ろしく三日坊主。これを機にアメブロからはてなへの移設も考えています。
国外での活動を海外メディアで掲載してもらうことがあるんですが、なかなかその現物を見られることはありません。
今回その南米トリップの掲載記事を入手したので、そのトリップについて更新してみたいと思います。
Photo by Juan Aizupuru©
USHUAIA MAGAZINE©
訪れたのはパタゴニアの最南端です。
結論から言ってしまえば、スノーボードをする場所としてはかなりの僻地だと思います。なぜそんな場所に行こうとしたのかはまたいつかの機会に。
誌面では気持ちよく滑れた山が表紙に使われていました。日本国旗を入れてくれたことが嬉しかったです。
この斜面にも言えるけど写真や映像っていうのは、現実よりも急斜に見えます。これも緩くはないにしても写真で見るほど急ではありません。
雪質がキツければそうも言ってられないけど、楽しむことのできる理想的な斜度に理想的な雪が乗っかっていました。
本当にヤバい斜面っていうのはなんて言うのか、ぼくは楽しめません。自分じゃない何かを遠隔操作しているような感覚に陥ります。リアルタイムに滑っている実感が伴ってこない。だから滑りきって落ち着いたころにジワーッと楽しさがやってきます。
Photo by Juan Aizupuru©
パタゴニアではスプリットボードメインで登ったり滑ったりしていました。
表紙の山を目指すときだけヘリコプターを使っています。下の画像はヘリから撮影したもの。
滑り出しは左側の山頂からです。
正面からは急斜面に見えるピーク付近。
サイドから見ればそこまでじゃない。
着陸場所はどこか、どこに何があるのか、出口はどこか。ヘリに乗っている間は斜面をできるかぎり把握して滑るラインをイメージします。予習時間。
この日は本当にコンディションが良くて、まずは裏側に落としました。それから再度ハイクバックしてピークへ戻り左側の山頂から落としました。
ボトムからはベースとしていた山小屋までスプリットボード帰還です。
2ヶ月ほどの滞在でしたが、パウダーらしいパウダーを滑ったのはこの日だけ。あとはほぼ修行です。登攀訓練かよと。
次回はそのあたりについて更新できればとおもっています。今回はこのあたりで。
近藤勇二郎