パタゴニア最南端 登り編
はてなブログへの移設を終わらせたけど、まだどっちを使うのか決めきれていません。前みたいにwordpressで独自ドメインでやれたらベストなんだけど。
今回は前回からの続きですが、ストーリー性はもたせていません。
過去ネタなので断片的な更新になりそうだけど、記憶に埋もれないために続けたいと思います。
Photo by Juan Aizpuru©
パタゴニアの山間部は天候に落ち着きがなく、目まぐるしいものでした。
山とはそうゆうものだと思うけど、それでも毎日登れば良いコンディションを当てれる可能性が増えます。
本来は条件の良い日を選んで登るべき。
でもぼくらは酷い悪天候をのぞいては毎日登っていました。滞在日数は2ヶ月あったんだけど、想像以上に天候が乱れやすいことを理解したからです。
それでも登れないようなよほどの酷い悪天候というのは極めて強風のとき。それとホワイトアウト。この2つが揃ったら身動きがとれなくなります。
あとは極端に冷えすぎるとテント泊が厳しくなるので(装備が十分でなかったため)山中泊になるようなロングツアーは避けました。
時には全面が凍ります。
雪も降るけど氷の上にうっすら積もる程度で、気持ちの良いパウダーは期待できませんでした。
完全に凍ってしまったときは割り切って登ることを楽しみます。滑れずに終わる日もあるけどそれはそれ。
Photo by Juan Aizpuru©
USHUAIA MAGAZINE©
これはとある氷壁登りのキャプチャです。
この時は僕がトラックオープンしたんですが、恐怖が連続するような斜面です。
アクションカムのキャプチャなので急斜面に見えるけど、実際もめちゃくちゃ急でした。斜度がキツい氷面は緊張でやたらと疲れます。4本の手足のどれがミスっても寒気がします。
こんな感じの落ちたら助からないような登りはたまにで充分です。ソロならともかく同行メンバーを巻き込む可能性もあります。だけど数をこなさないと身につかないことも確かで。
その点まだまだ技術や知識が追いついてないので今後の課題です。
今回はこのあたりで。
次回は実際にどんな道具を使っていたのか更新できればと思います。