真夏のワックスとパッキング
南米でのスノーボードに向け、真夏にスノーボードワックスをかけました。
ワックスブランドはサポートして頂いているドミネーター。地味な準備。スノーボード+雪山登山となると荷物が多いからホットワックスの道具は持参不可。限界まで荷物を絞ります。
それでも航空会社の多くが規定する25kgなんて簡単に超える。なので必要な物をバーっとまとめてそこから2、3回パッキングをやり直し。最後の空いた隙間にペーストワックスを押し込みます。
今回は飛行機を6回乗り換えて南米の端っこに向かいます。
中部国際空港から羽田国際へ。
デトロイトとアトランタを経由してチリへ入ります。サンティアゴで1日の待ち。さらにブエノスアイレスまで飛んで、ここで国内線へと乗り継ぎ。
書くだけでも面倒だわ。
ボードケースはoran'ge。大抵はボードケースとバックパック2つにまとめます。バックパックを2つにする理由は山中泊とそうでない場合のために。あとどうしても荷物が溢れてくるので一個には収められん。
これいつも不思議なんだけど
持ち込みはひとつ!としてる航空会社がほとんどなのに対して、ひとつしか持ってない乗客なんて国際線で見たことありません。しかも免税店で買ったりして増えた場合のそれは手荷物として見なされない!とかね。ガバガバです。
エコノミーでも路線や航空会社によって預け荷物の上限もバラバラ。アメリカへのデルタ航空は25kg×2個までOKとゆう神設定。
その後のアルゼンチン航空は15kg1個まで。15kgではスノーボード道具すら怪しい。普通の旅行客だって10kgくらい簡単にいきそうな気もします。
ともかく、オーバーチャージをまともに払うとビジネスクラス買えるくらいになるので25kg前後×1個を目指してセコセコ荷物を吟味するわけです。
話はワックスへ戻ります。
今回はこのタイミングで新品の板をおろしました。DEATH LABELのDEATH SERIESとDr Raw.
Dr Rawがスプリットボードです。
まずはベース。
ベースに使うのはドミネーターのRenew。
グラファイトが入った使い勝手の良いワックスです。
クリーニングとベース作りを兼ねてそれぞれ2回づつ。そして滑走ワックス。HC2にしました。
日本向けに開発された滑走ワックス。すこぶる走ります。だけど今回は特にどれでも良く、トップワックスを入れることが目的。
サラの板でトリップに出るのってなんだか嫌だから。
パタゴニアのコンディションは雪ってより氷を想定しています。スピードに困ることはないかなと。バックカントリーでワックスをしっかりさせたいのは新雪と春の滑らない雪です。嫌なパターンはピーク付近では走ったのにボトム付近で走らんくなる。これです。
そんな時のためにぼくはドミネーターのペーストワックスを押し込みます。液体やグルーっぽいものって手荷物だとまず無理だから。
ワックスのかけ方に興味のあるかたはこちら。
ドミネーターのウェブサイトで見ることができます。
近藤勇二郎